写真同じです
モレ村にルーツをもつフェルナン・レシュノー氏がニュイ=サン・ジョルジュにドメーヌをかまえたのは、1950年代の末のことでした。この時、ドメーヌが持つ畑は、ニュイ=サン・ジョルジュ、シャンボール=ミュジニィ、モレ=サン・ドニの各村にひろがる2ヘクタール半ほどでした。
1986年には、幼少期よりブルゴーニュのテロワールにどっぷり浸り、ボーヌ市の醸造高校で醸造学の過程を修めたフェルナンの二人の息子、フィリップとヴァンサンがドメーヌに加わり、この家族経営のドメーヌを自然と引き継ぎました。
このときから、ドメーヌ・レシュノーはより大きく、そしてより良いワインを作ろうとし続けています。1987年には、ニュイ=サン・ジョルジュとヴォーヌ=ロマネで小作契約を結びました。こうしたプルミエクリュを含む新しい畑は、のちにシャンボール=ミュジニィやジュヴレー=シャンベルタンでものちに畑を得ることになりました。ニュイ=サン・ジョルジュの「レ・プリュリエ」や、モレ=サン・ドニの「クロ・デ・ゾルム」といったプルミエ・クリュがこれに加えてドメーヌのラインナップに加わりました。
こうした区画の獲得と並行して、醸造所やオフィスも現代化されました。醸造所は大きくなり、醸造中の安全性を高めるため、定温管理システムを導入しました。さらに、2005年には、熟成庫も新たに作りました。
今も、ヴァンサン・レシュノー氏とフィリップ・レシュノー両氏が国内外の需要を満たすべく、さらなる拡大を望んでいます。これはたゆまぬ質的改善のステップであって、このドメーヌの伝統や一族の特徴をしっかりと残していくことを願っています。家族という観点でも、三代目がドメーヌに参画してくれました。ヴァンサンの息子のジュール・レシュノーが、ドメーヌ・レシュノーというブルゴーニュ的な活動を続けてくれることでしょう。
Chambolle Musigny 1er Cru Les Borniques
2019年VTより複数区画のブレンドから「レ・ボルニック」単一キュヴェとしてリリース。
スミレを思わせるフローラルなブケと、よく熟したラズベリーや赤スグリなど新鮮な果実のアロマ。平均樹齢65年以上のブドウを使用するため凝縮感に富む果実味
と、バランスのよいきれいな酸味とシルキーなタンニンが感じられる。
ステンレスタンクで発酵を3週間行います。使用酵母は自生酵母で、自然な風味を引き出しています。新樽使用率は70%で18ヶ月間熟成します。瓶詰めの際はフィルターを使わず、純粋な味わいを保っています。
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